前の10件 | -

映画 ジェネラル・ルージュの凱旋

★はじめに

皆さん、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』、もうご覧になりましたか?
堺雅人さんの登場ですから、もちろん公開初日に劇場鑑賞してまいりました!しかし、思うようにナタバレ無しに感想が書けず、たまたま制作に携われた方の講評に巡り合い、とても気に入ってしまいましたので、ここに私の日記として引用、紹介させていただきました。映画の内容はご機嫌でしたよ!

※(文中2カ所にネタバレ予告部分を挿入)ご安心ください!

★ご案内

前作でヒットした医療サスペンス『チーム・バチスタの栄光』では、コメディ風味の医療サスペンスという相反する要素にいまいち折り合いがついていなくてアンバランスな印象だったのですが、続編『ジェネラル・ルージュの凱旋』となる、今作は田口&白鳥の凸凹コンビも安定感が増し、二人のやりとりによる笑いどころも素直に笑えました。

しかしこの秀作の真価は、謎解きサスペンスとしてではなく、ましてやおとぼけコメディでもなく、医療現場の現実をあぶり出した熱い人間ドラマにこそあると思います。

この映画は一応、分類上はサスペンス映画とされるでしょうが、謎が謎を呼びというたぐいの映画ではないのです。謎解きサスペンスの皮を被りながらその実、言葉巧みに今の医療現場の問題点を次々と指摘していくのですね。

(次の1行はネタバレ注意)
センター長・速水に対する疑惑や物語の発端となる告発文を書いた人物、その真意など、すべての謎は終盤でもちろん決着がつきます。しかし多くの観客がそこで感じるのは事件解決の快感ではなく、今の医療システムの現実に対する問題意識のはずなのです。

さらにこの映画はこれで終わらない。事件解決のあとに用意された真のクライマックス。
(次の1行もネタバレ注意)
それは予告編でも流れている大惨事における医療現場の実際でした。
この段に至ると映画の流れは一変し、さながら医療ドキュメンタリーの様相を見せます!

大病院といえども助けられる命には限界がありますよね。理屈ではわかってても、いざそれを自分のこと、身内のこととして突きつけられたとき、人はそれを受け入れられるのでしょうか。
またそれは医師たち自身にも降りかかる難問でもあります。自分の判断ひとつで患者の生死が決まってしまうとき、感情に流されずに適切な判断を下さなければならないのですから。

終盤、ついさっきまで言い争っていたのに、いざ一大事となると一丸となって治療にあたるプロの医師たち!名も無き看護師も、未熟な研修医も、皆できることをまっとうするのです。ひとつでも多くの命を救うという病院本来の目的のために!
素晴らしい感動シーンでした。そしてオチも!

それまでに張り巡らせた伏線を、クライマックスで一気に回収していく中村監督の、最小限の台詞で最大限に感情を高ぶらせる巧みな演出が凄いと思います。


★ キャスト陣がまた特筆したいほど素晴らしい。

まずはともあれ今回の主役といえるひと癖もふた癖もあるセンター長・速水を演じきった「堺 雅人」が男惚れするほど格好いいのです。

また『チーム・バチスタの栄光』では嫌な奴という印象が濃かった阿部寛演じる白鳥が、今作は堺速水に負けず劣らず格好いい。まさにキレモノという言葉がふさわしい活躍を見せて好感度大幅アップです。

前作ではアクが強すぎると感じた「阿部寛」でしたが、今回は同じくアクの強い「堺 雅人」との対決ということで、スパイスが絶妙といった味付けとなっています。

そして竹内結子の演じる本来の主役・田口がこれまた前作ではあまり感じられなかった秘めた強さを垣間見せるのですね。
冒頭の会議シーンではおどおどしてろくに発言できなかった彼女が後半、目を真っ赤にしながら静かに訴え、さらにある人物を睨みつける表情が印象深いのです。

速水にこき使われて反発する部下の“佐藤ちゃん”を演じた山本太郎、速水を支える看護師長・花房を演じた羽田美智子、彼女へのライバル心を秘める看護師・如月役の貫地谷しほり、速水に敵対心を抱く精神科部長・沼田の高嶋政伸、金食い虫の救命救急を快く思わない三船事務長・尾美としのりなどなど、誰も彼もが何か裏のありそうな曲者チャラたちを皆いい味を醸しつつ演じていて、派手さこそ乏しいがなかなかいいキャスティングでした。

★ 最後に!
この作品の制作に携わっておられました方のエピソートとして、
撮影されたのにカットされたシーンがけっこう多くて、初見ではそっちに意識がいっちゃって集中できず、改めて二回目を観て、やっぱりこれはオススメして大丈夫な快作と確信されたそうです。
中村監督のお得意部分ですが、編集でバッサリ切ることで作品のテーマがより明確になって質が高まるという好例ではないでしょうかと。
(ご講評ありがとうございました。今後も映画の制作に活躍されますことをお祈り申し上げます。)

さあ、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』!
是非、劇場でご覧になってくださいね。

※2009年、今年も助演男優賞候補は「堺 雅人」さんでしょうね!

私の日記 2009.3.12

『ジェネラル・ルージュの凱旋』舞台挨拶

『ジェネラル・ルージュの凱旋』
阿部寛、竹内結子らが舞台挨拶で告発合戦!?
2009年3月7日(土)


竹内結子の主演映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』が3/7(土)に公開初日を迎え、TOHOシネマズ有楽座での舞台挨拶に竹内結子、阿部寛、堺雅人、羽田美智子、山本太郎、貫地谷しほり、中村義洋監督が登場しました。

 映画「チーム・バチスタの栄光」に続くシリーズ最新作となる本作では、診療内科医・田口(竹内)と厚生労働省の役人・白鳥(阿部)が再びタッグを組み、事件に挑みます。

 映画の内容に絡め、“告発したいこと”を聞かれた竹内は、「今とても忙しいと言われる監督のN・Yさんが速水医師(堺)が食べるチュッパチャップスを、『俺はいいんだよね』と食べていました。それは職権乱用だと思います!」と告発。

それを受けた中村監督は「なめている自分の顔は見ていないけど、口から棒が出てるのは変だったようで、野際(陽子)さんに二度見されました(笑)」と面白エピソードを。

 いっぽうの阿部は、「このメンバーは本当に仲が良くて、時間さえあれば一緒にご飯を食べに行っていたんですが、中には酒癖が悪い人も何人かおりまして。ここにいる中ではYさん(笑)。撮影のとき、Yさんがベロベロな状態でやってきたこともあります」と会場を沸かせました。

 最後の挨拶で阿部は、劇中に登場する平泉成のモノマネでコメント。苦笑いの竹内は最後に「この作品は大ヒットというような形がみんなが喜べるような形だと思うんですが、本当に嬉しいのはこの作品の中で訴えていることが少しでも多くのみなさんに気付いて頂けたらということだと思います。本当にお越し頂いてありがとうございます。楽しんでいただければ嬉しいです。」と挨拶をして、舞台挨拶を締めくくりました。

(今日はこんなレポートを書き留めました。)

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」は現在全国東宝系にて好評公開中です!
「チーム・バチスタの栄光」を超えたとの評判の高い本作の結末をぜひ劇場でお確かめ下さい!

映画「ラッシュライフ」

映画「ラッシュライフ」

未来を決めるのは神の恩寵か、偶然の連鎖か。「伊坂幸太郎」人気とどまるところを知らず! 
堺雅人主演で「ラッシュライフ」が映画化
2009年6月/新宿バルト9にて公開予定です!


俳優/堺雅人、寺島しのぶ、柄本佑、板尾創路、団時朗、塩見三省、佐藤江梨子、塩谷瞬
(2009/日本/東京芸術大学映像研究学科)

2009年だけを見ても『フィッシュストーリー』、『重力ピエロ』が公開されるなど、映画化が後を絶たない、いま一番の人気を誇る作家、伊坂幸太郎!

彼がここまで注目を浴びるきっかけとなったと言える小説「ラッシュライフ」が、このたび東京芸術大学・映像研究科によって映画化、今年6月に公開されることが決定しました。

2005年に創設されて以来、昨年にも1期生である池田千尋の監督作『東南角部屋二階の女』が高い評価を受けるなど、若き才能を映画界に輩出してきた同学科。
本作では、伊坂さん直々の賛同を得て、「4人の監督から成る1本の長編映画」という、邦画では珍しい手法で新しい表現に挑戦します。
また、今回は同大学初の配給映画として、劇場公開への強力なパートナーに新宿バルト9の全面バックアップも加わり、撮影から劇場公開までの全過程を一貫してデジタルで実現。ローコスト、高品質な映画作りに踏み切った点も注目すべきところです。

物語は、孤高の泥棒・黒澤、神に救いを求める青年・河原崎、不倫相手と邪悪な計画を進めるカウンセラーの京子、そして職も家族も失ったサラリーマン・豊田、4人の男女を中心に、彼らの人生が交錯していくさまを描いた群像劇。黒澤を演じるのは、『ジェネラル・ルージュの凱旋』など話題作への出演が続く堺雅人さん。
そして、京子役に寺島しのぶ、河原崎役に柄本佑、豊田役に板尾創路と、個性的な豪華俳優陣が集まり、それぞれの人生に迷いながらも歩みを進めていく姿を演じあげます。

日本の映画界を背負って立つ若き卵たちがその才能を結集させ、現代人に生きるメッセージを贈る『ラッシュライフ』。
公開は今年6月、新宿バルト9にて。

★ 新聞記事より

堺雅人らノーギャラ 東京芸大初の映画配給!

 東京芸大大学院の映像研究学科が、伊坂幸太郎氏の小説を原作にした映画「ラッシュライフ」で、初めて映画配給を行うことが2日、分かった。同作は企画、製作、配給まですべて学生によって進められた作品で、6月に東京・新宿バルト9で公開される。

 同学科は05年4月に開講され、映画専攻は定員32人の少数精鋭。今までも学生らは多くの作品を作り、若手監督作品に理解ある単館系劇場の協力で劇場公開もされた。今回は、原作の伊坂氏に映像化許可をもらうところから始まり、配給まで交渉に当たることになった。4つのエピソードを合わせたオムニバス作品で、学生4人が監督した。出資会社を募り、堺雅人、寺島しのぶら、実力派キャストもそろった。

 公開にあたり、より多くの観客が見られるシネコンでの上映を目指し、バルト9に企画書を提出しプレゼン。製作領域3年生の五十嵐真志さん(35)は「小さな規模ではなく、多くの観客に見てほしかった」と話す。現在は、同劇場だけでの公開だが、全国にシネコンを持つT・ジョイが展開しているので、話題になれば他地域に広がる可能性も高い。

 同学科での映画製作は営利目的ではなく、カリキュラムの一環でもあるので、興収は、出資社やほぼノーギャラで承諾してくれた出演者に還元するという。

 同作にはほか、柄本佑らが出演する。教授を務める黒沢清監督が脚本指導を行い、同じく教授を務める北野武監督も作品を見たという。


★原作者:プロフィール

伊坂幸太郎 (イサカ・コウタロウ)

1971年千葉県生まれ。1995年東北大学法学部卒業。1996年サントリーミステリー大賞で、『悪党たちが目にしみる』が佳作となる。2000年『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2003年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、2004年「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。

著作に『オーデュボンの祈り』(新潮社)『ラッシュライフ』(新潮社)『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社)『重力ピエロ』(新潮社)『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社)『チルドレン』(講談社)『グラスホッパー』(角川書店)『死神の精度』(文藝春秋)『魔王』(講談社)『砂漠』(実業之日本社)『終末のフール』(集英社)『陽気なギャングの日常と襲撃』(祥伝社)『フィッシュストーリー』(新潮社)『ゴールデンスランバー』(新潮社)がある。

と言うことで、今回は俳優「堺 雅人」さんの新作映画情報でした!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「ジャージの二人」DVD発売

「ジャージの二人」DVDが発売

本日はご機嫌なニュースです!
2009年3月6日金曜日!待望の「ジャージの二人」DVDが発売されました!
レンタルも同時開始です。
昨年の7月、全国順次ロードショーから約9ヵ月!
上映される劇場も限られていましたから、皆様のご家庭でご覧いただけると思うと嬉しいです!

「ジャージの二人」ファンの皆様にはレンタルにはない特典付きDVDは必携。
初回生産の限定ですからお早めにお買い求めください!

●それではDVD詳細事項です!

本編プラス特別映像 DISC2枚組で、4935円(税込)
本編は93分。特別映像DISCには「プレミア試写会舞台挨拶・初日舞台挨拶・監督インタビュー・メイキング映像・未公開シーン・ロケ地マップ収録が予定されています。最高です!
初回生産特典として「山荘から届いたポストカード」3枚付き。永久保存版!
発売はTBSサービス 販売はメディアファクトリー。

詳しくはメディアファクトリーHPで!購買もできます!
http://www.mediafactory.co.jp/ja-zi2/

● 『ジャージの二人』再上映決定!

名古屋の伏見ミリオン座では、3月28日土曜日深夜に、中村義洋監督作品の3本立ての放映が決まり、オールナイトシネマで、『ジャージの二人』が上映されますよ!(1:20〜2:53)

他『アヒルと鴨のコインロッカー』(23:00〜0:50)
『ルート225』(3:25〜5:06)です。

※前売り/3本で1,500円 (税込)  
前売券は、劇場窓口、チケットぴあにて販売中。(Pコード:555-093)
当日券/3本で1,800円(税込)  
シネクラブ会員/3本で1,500円 (税込)

是非ご覧ください!

NHK 大河ドラマ「天地人」

NHK大河ドラマ 「天地人」

上杉謙信(阿部寛)の死で、上杉家は家督を巡って大混乱に陥ることに!

● 予告/第10回(3月8日放送)
「二人の養子」の予告です!

謙信(阿部寛)の遺言を不審に思った柿崎(角田信朗)は、景勝(北村一輝)に夜討ちを仕掛けるが、すんでのところで泉沢(東幹久)に切られ絶命します。

景勝の家臣たちは、景虎(玉山鉄二)の仕組んだことではないか、と疑うのですが、その景虎が現れ「自分は知らぬ」と潔白を訴えます。しつこく問い詰める兼続(妻夫木聡)に、景虎は自尊心を深く傷つけられるのでした。
お船(常盤貴子)は兼続に、景虎が腹を立てていることを伝え、景虎をおろそかにせぬよう忠告するのです。

その翌日、謙信の葬儀が行われました。その夜、兼続の父、惣右衛門(高嶋政伸)は、急いで春日山城本丸をおさえるよう兼続と与七(小泉孝太郎)に指示するのです。景虎の家臣から北条家に送られた密書を入手したからです。
兼続は景勝に知らせるが、景勝は、義兄弟を裏切ることはできない、と拒否するのです。惣右衛門は、兼続と与七に、先に本丸に乗り込むよう命じ、景勝は自分が説得すると伝えます。

本丸を目指す兼続と与七。そこに上田衆も駆けつけ景虎側との小競り合いの末、本丸をおさえることに成功する。争いを避けたい兼続は、仙桃院(高島礼子)に仲裁に入るよう懇願するが、そこに景虎が現れる。本丸占拠を兼続の仕組んだことを疑う景虎は、兼続に猛然と切りかかります。

さて、この続きは次回「二人の養子」3月8日放送をご覧くださいね!

※参考までに:<NHK大河ドラマ>「天地人」の視聴率データは、
 NHK 日曜 20:00〜20:45 
 平均視聴率:24.26%で好調です!


ここで「天地人」の関連イベントの2催事を紹介します。
3月14日・15日に視察して参りますので、レポートはそれ以降にしますね。

★「越後上越 天地人博」

NHK大河ドラマ「天地人」。その主な舞台となり、直江兼続公が師と仰いだ上杉謙信公から「義」の精神を受け継ぎ、「愛」を掲げた越後上越の地で、「天地人」の世界を紹介する博覧会が開幕しました。
「越後上越 天地人博」では、大河ドラマ「天地人」のスタジオセット再現のほか、ドラマの主人公・直江兼続公や上杉謙信公のほか、春日山城・御館の乱に関する展示、天地人シアターなどで「天地人」の世界へといざないます。

◎会期
平成 21 年 1 月 17 日(土) 〜 12 月 20 日(日)
(会期中は無休です。)
◎時間
9 時 〜 17 時(4 月 〜 9 月は 18 時まで)
(閉館の 30 分前までにご入館ください。)
◎会場
直江津屋台会館料金
高校生以上 600 円/小中学生 300 円
高校生以上の団体(15 名以上) 500 円
小中学生の団体(15 名以上) 250 円

http://www.tenchijin-haku.net/


★愛・天地人博南魚沼

2009年大河ドラマ「天地人」の主人公である「直江兼続」の生誕地である南魚沼(当時は、越後上田庄)で約1年間の博覧会を開催します。
大河ドラマゾーン(ロケ風景の再現や小道具の展示など)、南魚沼ゾーン(坂戸城のジオラマ、甲冑着用体験など)をご用意し、直江兼続の故郷「南魚沼」を楽しんでいただきます。

◎入場料 大人600円(15名以上の団体500円)
 小人300円(15名以上の団体200円)
 小学生未満 無料

◎新潟県南魚沼市六日町137-13
 鉄骨造平屋建、約790m2

http://ai-tentijin-haku.jp/index.html

是非お出かけください!



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

『ジェネラル・ルージュの凱旋』 完成披露試写会レポート

『ジェネラル・ルージュの凱旋』
 
現役医師でもある作家・海堂尊の人気シリーズを映像化し大ヒットを記録した『チーム・バチスタの栄光』の続編『ジェネラル・ルージュの凱旋』が完成し、2月24日午後6時30分、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7にてキャスト、監督、原作者が出席したプレミアイベントと完成披露試写会が行われました。(全国東宝系にて3月7日ロードショー)

完成披露試写会のイベントでは、作品の内容になぞらえてキャストらが救急車に乗って登場!
竹内結子が「現場の熱が冷めないうちに観ていただけることがうれしい」とあいさつすれば、竹内とのコンビで絶妙な掛け合いを見せる阿部寛も
「前作以上に骨太な作品に仕上がったと思います」と作品をアピール。
物語のキーパーソンとなる救命救急センター長を演じた堺雅人も、
「指導の医師の方たちの熱意を感じながら精一杯演じた」と、医療の現場のシリアスな問題を体現する自身の役柄にかけた想いを披露。
高嶋政伸は「原作での(自身が演じた)沼田という人物が“話しているとコールタールの沼に浸かったような気分になる人物”という表現がすごく気に入り、観た人にイヤな気分になってもらえればと。
羽田美智子は「看護士へのあこがれの気持ちを込めて演じました」
と、共演陣たちも作品への想いを語りました。

その後行われた舞台あいさつでは、客席から「田口先生(竹内の役名)、おかえり!」と声がかかると、竹内が「ただいま!」と返して会場を沸かせる一幕も。プライベートでも連絡を取り合うほどの仲だというキャストたちはイベント中でも終始笑いが絶えず、救命救急センターの看護士を熱演した貫地谷しほりが思わず「これで終わってしまうのがさみしい」と語るなど、充実した撮影現場であったことをうかがわせていました。

原作者の海堂が「とにかく素晴らしい作品になったことは間違いない」と断言する本作。前作に続き、メガホンをとった中村義洋監督も「この作品は『世の中に知ってほしいことがある』と初めて思った作品。とんでもなく面白くなった」と、その完成度に自信を見せました。

最後に主演の阿部が「自分は原作者がこれほど喜んでくれる作品に出会ったのは初めてで、そのクオリティの高さが表れていると思います」と、
そして竹内は「前作以上のチームワークで撮影を乗りきりました。作品を通して何かに気づいていただければ」と語り、イベントを締めくくりました。

以上が3月7日(土)全国東宝系にてロードショーのチーム・バチスタの栄光『ジェネラル・ルージュの凱旋』完成披露試写会(2月24日開催)のレポートでした。

あなたも是非、劇場でご覧ください!

DVD発売

ありがとう映画『ジャージの二人』!
奇蹟の親子よ、永遠に。

3月6日のDVD発売・レンタル開始まであとわずか。
これで映画『ジャージの二人』全国ロードショーも「終演」を迎えるのでしょうか?

昨年2008年7月公開の映画『ジャージの二人』との出逢いは、私にとっての空前のマイブームでした。

幸いにも、全国順次ロードショーという上映スタイルでしたから、公開期間は半年以上もあるため、当分DVDの発売もなく、地元での上映が終わると近隣の他府県での上映館まで出掛けることが出来ましたね。

何かこう、この映画はホントに「心地よい」のです。
暫くするとまたこの不思議な親子に会いたくなってしまうのです。
ナゼかこの親子が愛おしいって感じ!
映画館でしか逢えない彼らと一緒に、夏休みを過ごしたくなるのです。
冬になっても夏休みが楽しいのです!

映画の世界だけではなく、実際のロケ地の群馬県嬬恋村にも出掛けました。拠点となった山荘を目の当たりにした時、あの奇蹟の親子がホントにいてくれたら!と願わずにはいられませんでした。
その山荘も取り壊され、今はもうその姿はありません。

また、他府県の地方上映館に遠征した際のこと、集客能力のある大型シネマホールに押され、街中に点在する歴史ある映画館の存続が危ういと言う実情も知らされました。
「ジャージの二人」は、このようなこぢんまりとした場所での短期上映が多かったような気がしました。
(遠征先で、帰りの列車が雪のため不通になったことも。何かこう惨劇でしたね!)

仕事と私生活、そして健康と、すべてにおいて疲れ果てていた自分に、人生にも「夏休み」があっていいんじゃないかって、さりげなくメッセージをくれた映画だったのかも知れません。現実の生活で先を急いでどうするの?迷子になったら、のんびり休息してみてごらん!なんて。

今日は、ありがとう!『ジャージの二人』!と日記を書き留めたくて残しました。
私的には、この映画のおかげで気が楽になりました!そして色々な出逢いがあり、勉強ができました!
映画公開を支えてくれたスタッフ、上映館、嬬恋村のみなさん、山荘のオーナーさん、ミロのお母さん、そしてオフィシャルブログのジャージ茶色。

いつしか、周りから忘れ去られてしまう映画なのかも知れませんが、私の心の中には永遠に留まる最高傑作となりました。

2007年の撮影から2009年の公開終演まで、夏の想い出がずっと続いた『ジャージの二人』。3月からはDVD発売・レンタル開始と姿を引き継ぎます。
みんな、みんな、ありがとう!

※ 後は、ザナドゥーさん、地上波での全国公開を期待していますよ!

南極料理人

“南極より寒い”場所での撮影も無事終了!

昭和基地からも、はるか遠く離れた極寒の南極ドームで、越冬隊員を料理で支えた料理人・西村と越冬隊員たちの姿を描く“堺 雅人”主演映画『南極料理人』。
(8月:テアトル新宿ほか全国ロードショー)

●北海道撮影ロケレポートと主要キャストの紹介です。
ペンギンも、ウイルスさえ存在しない地の果てで、研究に励む南極越冬隊員に扮するのは“堺 雅人”さんをはじめ、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、小浜、黒田大輔の8人。加えて、堺の妻役を西田尚美が演じます。
個性あふれるキャスト達です!(配役紹介は以下レポートに解説)

撮影が行われたのは南極ではなく、北海道・網走。氷点下の気温である上に、強風が吹きつけ、実際の南極越冬隊員も「体感温度は、南極より寒いかも!」という程の寒さの中で無事撮影が行われました。
ここで、出演者の皆様から北海道ロケを終えてのメッセージが届きましたので掲載します。

■監督:沖田修一(おきた・しゅういち)
ロケ地は寒かったです。でも、休憩で食べるご飯が何ともおいしかったです。
南極にいた彼らに思いを馳せながら撮影をして来ました。

■堺雅人(さかい・まさと):西村淳 役(調理担当)
寒かった網走での撮影は快調に終了しました。
網走滞在中、毎日みんなと飲んでいました。
食事を一緒にすることで、こんなに仲良くなるのだなぁと、改めて思い知らされました。

■生瀬勝久(なませ・かつひさ):本山 役(雪氷学者)
南極とは比べものにならない気温でしょうが、それでもロケ地はマイナス10℃。厳しかったです。

■きたろう:タイチョー 役(気象学者)
初めて全員が顔を揃えた瞬間、この作品は成功すると思ったね。
8人が8それぞれ個性があって、人間ってこうも種類が違うのかと。
だいたい、野郎8人で一年間過ごすということは、異常なことですよ。

■高良健吾(こうら・けんご):兄やん 役(雪氷サポート)
「南極料理人」では、人と自然の力をかりて芝居をしてます。

■古舘寛治(ふるたち・かんじ):主任 役(車輌担当)
沖田監督とは自主映画をつくっていた頃から一緒にやっていて、プロデビューすることだけでもめでたく祝福したいのに、そのデビュー作に自分も出演できるということに非常な喜びと感謝を感じています。
「南極」という非日常を題材にしてどれだけ予想をうらぎる作品になるか、沖田監督色が満点の作品になるか、期待しています。そして、休日の網走湖でのわかさぎ釣り、最高でした!

■黒田大輔(くろだ・だいすけ):盆 役(通信・機械担当)
南極料理人、僕は食べるほう専門です。みなぎる(みなぎらざるを得ない…)食べる力でいきたいと思います。

■小浜正寛(こはま・まさひろ):平林 役(大気学者)
鼻水と涙を凍らせながら、今日も働き、そして食う!明日も! それが嬉しかったです!

■豊原功補(とよはら・こうすけ):ドクター 役(医療担当)
南極という限られた場所だからこそ生まれてくる哀しさと可笑しさを、みんなでがんばって作っております。

ロケ終了後、都内でのスタジオでのセット撮影をしまして、8月の公開を予定しています。

それでは、また新たな情報が入り次第レポートしますね!

頭痛

せんきあんてん 閃輝暗点

片頭痛で悩んでいる人は全国で約800万人といわれています。
“予兆”サインが現れる片頭痛のひとつに「閃輝暗点(せんきあんてん)」というものがあります。
この「閃輝暗点」は片頭痛で悩む人の約20%も占めているそうです。
私もその一人です!

サインは、突然発せられます!目の焦点調整に違和感を覚えたり、白い色が急にまぶしく感じ出した時などが危ないですね。
やがて自分の視野の中にギザギザとしたノコギリの歯状の閃光(せんこう)、まるで水面に乱反射してキラキラするライン(湾曲線)状態の輝きが、徐々に広がって来るのです。これは目を閉じたところで変わりません。
その光度きがピークに達すると一転して、視界に異変が起きます!視野の中心部分だけが黒く(暗く)なり、視界が半減、見たいモノが見えなくなってきます。それだけに留まらず、次なる異変が!
暫くすると今度は頭痛や倦怠感が襲ってくるのです。
頭痛の発生と同時に、何故か視界は元に戻ります。
“予兆”サインから15〜20分程度の出来事で、頭痛だけが暫く残ります。
私の場合、頭痛は軽いのですが、翌日まで頭がボーっとしています。
この症状は何度も繰り返すことがありますが、経験上、日に続けて発症することはないみたいです。

過労、ストレス、喫煙、女性ホルモンの変化が誘因になると考えられる偏頭痛の一種だそうです。ものを見る中枢がある脳の細い血管がけいれんすることにより、血液のめぐりが悪くなることが原因で視覚障害を起こします。これが治まると、逆に血管が広がることで、ズキズキとした頭痛が起こるそうです。

初めて経験され、繰り返し発症した際、ショックのあまり、あなたはきっと余命も短いと覚悟されませんでしたか?この不思議な現象も頭痛なんですって!
私の場合、長期プロジェクトなどが落ち着き、緊張が途切れてホットする情況下で、決まって発生します!緊張してる間は起きませんね。
今年に入り昨日で2回目でした。

※多くの体験談には、チョコレートやピーナツ、チーズなどの過剰摂取、紅茶・コーヒーのカフェインも良くないとか!
長年悩まされ続けていたり、何年後かに再発したとか、ケースは色々。

目の疾患ではなく、緩和する薬はあっても治療薬はないようです。
生死に関わる難病ではないのですが、再発は遅かれ避けることができないようですから、上手に付き合い、以下などの予防策を取り入れてて乗り切りましょう)

前兆をキャッチしたら素早く常備している鎮痛薬を服用し、暗く静かな場所で横になっていると痛みが和らぎます。
片頭痛は専門医ときちんと相談しながら対応していくと、その痛みを上手に抑えられる時代を迎えています。

参考までに、薬について書いてみます。

●「軽い頭痛」にはアセトアミノフェン(非ピリン系)を。
アルピニー、ナパ、カロナール、アスペイン、アトアノン、アニルーメ、アンヒバ、ピリナジン、ピレチノール、アセトアミノフェンなど。

●「重い頭痛」にはアスピリンやイブプロフェン製剤を用いましょう。
有名なイブプロフェンは、エスタックイブ、ストナー、パブロン、ベンザブロック、ブルフェンなど
(イブプロフェンの作用はアスピリンよりも強いとされています。)

★病院で処方される頭痛薬(参考)            
「トリプタン」とは薬の成分の総称で、現在国内で使えるトリプタンは5種類。
注射薬や錠剤、点鼻薬があります。

自宅にいながら使えるよう、トリプタンの一つ「スマトリプタン」(商品名イミグラン)の自己注射薬も発売されました。
使い方は簡単で、注射液が入ったカートリッジをペン型の注射器にセットし、太ももに押し当ててボタンを押す。するとバネで5ミリほどの針が飛び出して皮膚に刺さり、薬剤が注入されるという仕組みになっています。
慢性頭痛の一つで、年に1〜2回、激しい痛みが1ヶ月ほど続く「群発性頭痛」にも使用が認められました。
ただし、注射液の値段(健康保険での自己負担額)は1本1000円強で、錠剤(1錠約300円)の3倍以上します。他に、医師が使い方を教える指導管理料や、
初診時には注射器本体の加算があり、さらに3000円以上負担が増えてしまいます。 

激しい頭痛にお悩みでしたら専門医に相談してみてください。
お大事に!

映画 ジェネラル・ルージュの凱旋

映画 ジェネラル・ルージュの凱旋
全国5都市 先行試写会が開催されます!

★先行試写会
映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』は2009年3月7日(土)より全国東宝系にて公開ですが、それに先駆けて、東京と札幌で2月25日(水)。名古屋・大阪・福岡で2月27日(金)に上映されます。
宝島社の独占試写会・1500組3000名(応募抽選)のご招待でした。
(※この応募は残念ながら終了しております。)


★舞台挨拶開催の情報
2009年2月24日(火) 開場18時、開演18時半

東京・試写会情報!TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7 にて上映前に出演者、監督、原作者による舞台挨拶が予定されています。
(東京都港区六本木6−10−2、けやき坂コンプレックス内)

(※この応募も残念ながら終了しております。)

●ジェネラル・ルージュの凱旋

この映画は皆さんもご存知の通り、現役医師「海堂尊」(かいどうたける)著による、大ヒット医療ミステリー小説、『チーム・バチスタの栄光』の続編映画、窮状の救命医療を巡るメディカル・ミステリー・エンターテイメントです!

窓際医師・田口(竹内結子)と高飛車な厚生労働省のお役人・白鳥(阿部寛)のでこぼこコンビが復活!全く正反対の2人が、東城大学付属病院で再び巻き起こる事件の謎に迫る「田口&白鳥」シリーズ3作目です。

今回、物語のカギを握る「新キャスト」に迎えられたのは、映画、テレビ、ドラマでも大活躍の助演男優『堺雅人』さんです!
彼が演じるのは、切れ者だが冷徹で非情な一面を持つ救命救急センター長・速水晃一。
“ジェネラル・ルージュ(=血まみれ将軍)”の異名を取る彼には、殺人と収賄の疑惑がかけられるのですが、様々な思惑が入り乱れ、彼を取り巻く状況はまさに複雑怪奇に!
果たして速水はシロか?それとも---。社会問題化する救急医療の問題を現場のリアルな視点から描きながら、事件の真相に迫っていくのです。 

また、メガホンを取るのは中村義洋監督。前作に続き、巧みな切り口と独特のテンポでもって、再び観る者を欺いてくれること請け合いなし!
原作を読んだからって安心するのは大間違いなんですから!

★ここで、嬉しいニュースです! 

「ジェネラル・ルージュの凱旋」のスピンオフ小説が
2009年2月20日(金)に発売されました!
救命救急医・速水が「将軍」と呼ばれるきっかけとなった事件が描かれます。
 
『ジェネラル・ルージュの伝説』海堂尊ワールドのすべて
 ご期待ください!
 宝島社1,260円(税込)

※宝島社文庫『ジェネラル・ルージュの凱旋』文庫版:定価上下巻各500円もヨロシクね。


★尚、独占試写会の応募の締切は既に2月16日にて終了してしまいました。
当選された方、おめでとうございました。
http://my-fashion.jp/movie/general/index.html

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。