頭痛

せんきあんてん 閃輝暗点

片頭痛で悩んでいる人は全国で約800万人といわれています。
“予兆”サインが現れる片頭痛のひとつに「閃輝暗点(せんきあんてん)」というものがあります。
この「閃輝暗点」は片頭痛で悩む人の約20%も占めているそうです。
私もその一人です!

サインは、突然発せられます!目の焦点調整に違和感を覚えたり、白い色が急にまぶしく感じ出した時などが危ないですね。
やがて自分の視野の中にギザギザとしたノコギリの歯状の閃光(せんこう)、まるで水面に乱反射してキラキラするライン(湾曲線)状態の輝きが、徐々に広がって来るのです。これは目を閉じたところで変わりません。
その光度きがピークに達すると一転して、視界に異変が起きます!視野の中心部分だけが黒く(暗く)なり、視界が半減、見たいモノが見えなくなってきます。それだけに留まらず、次なる異変が!
暫くすると今度は頭痛や倦怠感が襲ってくるのです。
頭痛の発生と同時に、何故か視界は元に戻ります。
“予兆”サインから15〜20分程度の出来事で、頭痛だけが暫く残ります。
私の場合、頭痛は軽いのですが、翌日まで頭がボーっとしています。
この症状は何度も繰り返すことがありますが、経験上、日に続けて発症することはないみたいです。

過労、ストレス、喫煙、女性ホルモンの変化が誘因になると考えられる偏頭痛の一種だそうです。ものを見る中枢がある脳の細い血管がけいれんすることにより、血液のめぐりが悪くなることが原因で視覚障害を起こします。これが治まると、逆に血管が広がることで、ズキズキとした頭痛が起こるそうです。

初めて経験され、繰り返し発症した際、ショックのあまり、あなたはきっと余命も短いと覚悟されませんでしたか?この不思議な現象も頭痛なんですって!
私の場合、長期プロジェクトなどが落ち着き、緊張が途切れてホットする情況下で、決まって発生します!緊張してる間は起きませんね。
今年に入り昨日で2回目でした。

※多くの体験談には、チョコレートやピーナツ、チーズなどの過剰摂取、紅茶・コーヒーのカフェインも良くないとか!
長年悩まされ続けていたり、何年後かに再発したとか、ケースは色々。

目の疾患ではなく、緩和する薬はあっても治療薬はないようです。
生死に関わる難病ではないのですが、再発は遅かれ避けることができないようですから、上手に付き合い、以下などの予防策を取り入れてて乗り切りましょう)

前兆をキャッチしたら素早く常備している鎮痛薬を服用し、暗く静かな場所で横になっていると痛みが和らぎます。
片頭痛は専門医ときちんと相談しながら対応していくと、その痛みを上手に抑えられる時代を迎えています。

参考までに、薬について書いてみます。

●「軽い頭痛」にはアセトアミノフェン(非ピリン系)を。
アルピニー、ナパ、カロナール、アスペイン、アトアノン、アニルーメ、アンヒバ、ピリナジン、ピレチノール、アセトアミノフェンなど。

●「重い頭痛」にはアスピリンやイブプロフェン製剤を用いましょう。
有名なイブプロフェンは、エスタックイブ、ストナー、パブロン、ベンザブロック、ブルフェンなど
(イブプロフェンの作用はアスピリンよりも強いとされています。)

★病院で処方される頭痛薬(参考)            
「トリプタン」とは薬の成分の総称で、現在国内で使えるトリプタンは5種類。
注射薬や錠剤、点鼻薬があります。

自宅にいながら使えるよう、トリプタンの一つ「スマトリプタン」(商品名イミグラン)の自己注射薬も発売されました。
使い方は簡単で、注射液が入ったカートリッジをペン型の注射器にセットし、太ももに押し当ててボタンを押す。するとバネで5ミリほどの針が飛び出して皮膚に刺さり、薬剤が注入されるという仕組みになっています。
慢性頭痛の一つで、年に1〜2回、激しい痛みが1ヶ月ほど続く「群発性頭痛」にも使用が認められました。
ただし、注射液の値段(健康保険での自己負担額)は1本1000円強で、錠剤(1錠約300円)の3倍以上します。他に、医師が使い方を教える指導管理料や、
初診時には注射器本体の加算があり、さらに3000円以上負担が増えてしまいます。 

激しい頭痛にお悩みでしたら専門医に相談してみてください。
お大事に!

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